サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

骨を作る仕組み

京大の研究によって、骨がつくられる仕組みが解明された。

 

www.nikkei.com

BBF2H7というタンパク質によって、骨などの形成に必要な物質は

細胞外へ移動していることが、今回わかったようだ。

 

研究が進めば、骨に関係する先天的な異常の治療に役立つと思われる。

平均寿命の地域格差

平均寿命にも地域格差があるという記事。

gigazine.net

経済格差が健康に与える影響は当然存在すると思うので、

平均寿命の格差という形で表れても不自然ではないと思う。

 

ただ、この記事で公開されていたデータからだと

予想以上にはっきりと格差が見て取れたので、少し驚きだった。

ミュータント蜂

遺伝子編集によって生まれた、赤い目の蜂が話題になっていた。

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この蜂が持つ赤い目は、CRISPR-Cas9という技術を用いて、

目の色に関係している遺伝子をノックアウトすることで実現された。

この突然変異は、時代にも引き継がれるものであるようだ。

 

今回利用されたCRISPR-Cas9は、

重要な遺伝子も操作できるほどのポテンシャルを持っており、

医療研究などでも活用されている技術であるので、

今後さらなる発展をもたらしてくれるかもしれない。

生命の起源

生命の起源について新たな発見があったようだ。

wired.jp

マックス・プランク複雑系物理学研究所と

同分子細胞生物学・遺伝学研究所が発表した論文によれば、

液滴は細胞のように分裂する傾向を持つとのこと。

 

このことは、有機物の濃縮されたスープから

生命が自然発生する可能性を肯定する根拠となる。

 

今回の発見について、

カリフォルニア大のデヴィッド・ディーマー氏は、

慎重な態度を崩していないようだ。

 

「膜なくして進化なし」説を長らく擁護する彼は、

「現在の細胞分裂の複雑な過程とはかけ離れている」という旨の

発言をしており、生命の起源との関連性は不明としている。

 

しかし、この意見に対して他の研究者たちからは、

徐々に複雑化が進んだことによって、原子細胞が

膜を獲得した可能性も考えられるとの反論も出ている。

 

どれほど液滴の分裂メカニズムが生命の発生に関連しているかは、

今後の研究によって明らかになるのではないだろうか。

スツール風な座席

バーのスツールを意識した電車の座席を、

混雑緩和のために英国企業が開発したようだ。

 

wired.jp

スツールに座るときのような姿勢で利用するため、

足を投げ出しにくくなり、空きスペースを確保しやすいようだ。

 

なかなかスタイリッシュに見えるので、

機能性だけでなく、デザイン的にも良いのではないかと思った。

病は気から

「病は気から」のような言葉もあるが、健康を気にしすぎると

疾病リスクが上がってしまうことは事実のようだ。

time.com

健康に対する不安が大きい人ほど心疾患になりやすいという結果が、

 ノルウェーのベルゲン大学の調査によって導き出されている。

 

これはあくまでもモニタリングの結果なので、

因果関係が証明されているわけではないものの、

気にしたところでリスクが下がらないということは事実であろう。