オーガニック志向の大麻栽培
米国では、大麻を合法化する州が増加しているため、
国内の大麻産業についても急成長している。
合わせた数よりも大麻販売店の方が多いという。
このような大麻産業の成長の中で、オーガニック認証で
同業者との差別化を図るような動きもある。
しかし、大麻草は連邦法では合法と認められていないため、
米国農務省の公式な有機認証を受けられない状況だ。
この状況を受けて、大麻の有機認証を全国レベルで適用するために、
オーガニック・カンナビス・アソシエーションは設立された。
この団体は、6月上旬にエシカル・カンナビス・アライアンスと合併して、
カンナビス・サーティフィケーション・カウンシルを設立している。
団体の目標は、無農薬であることが野菜の価値を高めるように、
大麻にも付加価値を与えて購買行動を変化させることであり、
大麻製品へ「有機栽培」「公正な生産」の認証を与えることを目指す。