長崎県の地銀合併問題
長崎での十八銀行と親和銀行の合併について、麻生太郎金融担当相は
「支店が閉鎖されれば、地域の利便性が損なわれるかもしれない」
とコメントした。金融相が公取委の判断に口を挟むのは異例。
www.nikkei.comこの十八銀行と親和銀行の合併に対して、公正取引委員会は
「統合によって県内での貸し出しシェアが高くなる」と指摘している。
公取委は調整策として、債権の一部を他行に移す「債権譲渡」を
検討中であるが、調整はまだ十分に進んでいない状況であり、
経営統合の時期は今年4月に続き再延期となるようだ。
以上のような状況に対して、麻生太郎金融担当相は
「経営統合を進めないと生き残りは難しい」との認識を
示しており、債権譲渡による調整も仕方ないとしている。