サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

コウモリの結合双生児

結合双生児のコウモリが、ブラジル南東部のマンゴーの木の下で

発見された。コウモリの結合双生児が見つかるのはこの標本で3例目。

発見時には既に死んだ状態であったとのこと。

natgeo.nikkeibp.co.jp

生き残れる個体がほとんどいないためか、人間以外の動物で結合双生児が

見つかることは非常に珍しい。人間の場合でも、80%超という高い割合で

結合双生児は致死的状態にあるといわれている。

f:id:samsoda:20170728195506j:plain

今回発見された標本について、アルビテウス(Artibeus)属の赤ちゃんだと

研究者たちは考えている。また、胎盤が付いたままの状態であったため、

出産の際に死んだか、死産だったようだと推測している。X線写真からは、

2匹のオスの頭と首は別々だが、背骨が下の方で1つになっているのがわかる。

心臓も別個に持っていて、大きさはほぼ同じだ。

f:id:samsoda:20170728195522j:plain