サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

サイズと落下の関係性

体のサイズによって、生物が高いところから落下した時の

結果は異なってくる。そのようなサイズによる影響について、

分かりやすく解説したアニメーション「What Happens If We Throw

an Elephant From a Skyscraper? Life & Size 1」が公開されている。

youtu.be

ネズミのような体の小さい動物は、重力の影響を受けにくいため、

高所から落下しても致命傷となりにくい。動画中では、そのことを

球を例として用いて解説している。

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表面積が広くなるほど、着地した時の衝撃が拡散されて和らぎ、

空気抵抗も大きくなるので、落下速度は減速する。

 

そのため、高さ・表面積・体積のバランスが良いネズミは、

落下時のダメージが小さく、高層ビルから投げ出されたとしても

死ぬことはないのである。

 

一方、ゾウのようなサイズの大きい生物の場合は、体積に対する

表面積が小さすぎたため、空気抵抗による減速の恩恵を受けられず、

大量の運動エネルギーが発生し、衝撃に耐えきれないのだ。

 

動画では落下したときの結果のほかにも、表面張力などが

生物に与える脅威についても解説を行っている。