サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

ヘルクラネウムの肖像画

西暦79年のベスビオ火山の噴火によって消滅したヘルクラネウム

遺跡で発見された女性の肖像画が、一部復元された。

natgeo.nikkeibp.co.jp

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ヘルクラネウムは、ベスビオ火山が噴火した西暦79年以来、

20世紀に入るまで町全体がすすと灰に覆われていた。

 

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今回の研究は、ヘルクラネウム一帯の失われた歴史を取り戻すことを

目的とした「ヘルクラネウム保全プロジェクト」と共同で行われた。

 

復元作業には、イタリアのXGLabが開発した「Elio」と呼ばれる

携帯型のX線分析装置を用いられた。

 

これでスキャンを行うと、鉄・鉛・銅といった化合物の配置が

わかる。鉛は白、銅は青や緑の存在を示唆するので、

化合物の配置から元々の色を推測することが可能であるのだ。

 

また、Elioは容易に携帯できるため、でこぼこな遺跡の悪路でも

簡単に利用できるというメリットも存在している。