日本の人的資本指数
世界経済フォーラムは2017年の「人的資本指数」を発表した。
この指数は、それぞれの国がどれだけ健康で教養のある人材を
育成して維持できるかを示している。
www.nikkei.com日本は、調査対象130カ国のうち17位で、前年の4位から急落した。
主な原因としては、算出方法が変わって「雇用の男女格差」の
比重が上昇したことであり、女性の社会進出が遅れている日本に
不利に働いたからのようだ。
今回のランキングで重視された「雇用の男女格差」を年齢別に見ると、
日本は15~24歳に限れば「世界で最も平等」だが、25~54歳では69位、
それ以上の年齢枠でも50位以下にとどまっている。
算出方法の変更で人口構成の違いも大きく影響するようになり、
高齢化が進む日本は順位が大幅に低下した。