サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

16世紀スウェーデンの軍艦

 

1564年の海戦で沈没したスウェーデンの軍艦マルス号を、

海底をスキャンして3Dデータを取得することによって、

海事考古学者たちは3Dイメージで再現することに挑戦している。

natgeo.nikkeibp.co.jp

セーデルトーン大学のヨハン・レンビー氏が率いる研究チームは、

ここ数年にわたって、マルス号の写真撮影やスキャンを行ってきた。

 

マルス号は、エリク14世の旗艦で、3本のマストを持つ全長60メートル

の大型軍艦だった。デンマークとドイツの連合軍を相手にした1564年の

戦いで、バルト海エーランド島近くに沈没している。

 

潮の流れの遅さや水温の低さなどの好条件が重なったため、

船体の保存状態がよいことが、最初の調査でわかっている。

 

莫大なコストがかかり、破損の可能性もあるため、船の引き揚げは

行われない。そのかわりに、写真測量とマルチビーム・ソナーによって

記録され、船体や海戦現場の再現が行われる。