レタッチ写真に表示義務
デジタル編集で加工されている場合は、モデルの写真に
「Photographie retouchée」(レタッチされた画像です)
というラベルを表示することが、フランスで義務付けられた。
表示を怠った写真には広告制作費の30%が罰金として課される。
非現実的なプロポーションに加工したモデルの写真を広告に使用する
ことがファッション業界では蔓延しているが、これは誤った「理想体形」
のイメージを与えてしまっていると、批判されている。その対策として
この法律は導入されたのである。
今回のことを受けて、写真提供サービス「Getty Images」は
「モデルの体形が実際よりも痩せてみえたり、あるいは体の一部が
大きくみえたりするように、レタッチされた写真を禁止する」と発表。
10月1日以降にアップされた画像に対して、このルールを適用する。
なお、髪の色や鼻の形、肌のシミなどの加工は、この法案では対象外だ。