サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

原発に対する各党の姿勢

原発に関して、自民党は「国民生活を支える重要な電源」と

位置付けるのに対し、主要野党は将来の「原発ゼロ」の方向で

一応は足並みをそろえている。

 

だが、再稼働に関しては立場が異なる。希望の党日本維新の会

再稼働を容認する一方、立憲民主党は慎重な姿勢を崩さず、共産党

反対を掲げている。

www.jiji.com

各党の原発に対する姿勢を示したのが、下記のグラフだ。

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また、各党公約は以下のようになっている。


【自民】

原子力は重要なベースロード電源との位置付けの下に活用。

新規制基準に適合すると認められた場合、自治体の理解と協力を

得つつ、原発再稼働を進める。


【希望】

2030年までに「原発ゼロ」を目指す。再生可能エネルギーの比率を

30%まで向上。規制委が安全性を厳しく確認し、住民避難措置が

とられることを前提に再稼働を認める。


【公明】

再生可能エネルギー導入などを図り、原発に依存しない社会を

目指す。再稼働は厳格な規制基準を満たした上で、自治体の理解を

得て判断する。


【共産】

原発ゼロを政治決断し、再稼働を中止し、全原発廃炉プロセスに入る。

再稼働させた原発は停止。原発輸出は中止。核燃料サイクルから撤退。


【立憲】

原発ゼロを一日も早く実現する「原発ゼロ基本法」を策定。

再稼働は現状では認められない。再生可能エネルギーにより、

原発なしで日本経済は成り立つ。


【維新】

既設原発は市場競争に敗れ、フェードアウト。原発再稼働には

避難計画策定への国の関与、地元同意の法定化などを内容とする

原発再稼働責任法」制定が不可欠。


【社民】

原発新増設は全て白紙撤回。既存原発の再稼働に反対。

危険性の高いものから順次廃炉し、脱原発の早期実現を目指す。


【こころ】

安全性が確認された原発は再稼働。再生可能エネルギー開発も進め、

安定したエネルギーのベストミックスを実現。