幻のサラマンダーの発見
絶滅したと考えられていたジャクソンキノボリサラマンダーが、
グアテマラのクチュマタネス山脈で、42年ぶりに見つかった。
今回の発見は史上3度目となる。
保護団体「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション」が進める
プロジェクトの一環として調査は行われた。このプロジェクトにおいて、
今回見つかったサラマンダーは調査リストの「最も見つけ出したい25種」
に含まれていた。
ジャクソンキノボリサラマンダーは「GoldenWonder」とも呼ばれており、
その別名が示すように鮮やかな黄色い体をもっている。それ以外の特徴や
生息域などについてはほとんど何もわかっていない状況だ。
今回存在が確認された場所は、これまで生息していると思われていた場所
より標高が300メートルも高かった。それが気候変動の影響によるもので
あるのか、本来の生息域だったのかは不明である。