地球型惑星Ross 128 bの発見
太陽系から11光年離れた場所で、Ross 128 bは発見された。
この惑星は、表面温度が-60~20℃の範囲とされ、水が液体で
存在する可能性が高い。また、 生命が存在する可能性もある。
japanese.engadget.com約4.3光年離れた位置にあるプロキシマbは、地球に近い惑星である
ものの、近接するプロキシマ・ケンタウリが発する強力なフレアに
よる影響を考えると、生命が存在できる可能性は低い。
一方、Ross 128 bに近くの赤色矮星は穏やかだ。また、この惑星は
自転や磁気活動も緩やかであるため、大気を留めることもできる。
これを受けて、Planetary Habitability Laboratoryは、「生命存在の
可能性が高い系外惑星リスト」の4位にRoss 128 bをランクづけした。
なお、大気成分までは解明されておらず、そこまで調べるには高精度な
望遠鏡が必要になるとのこと。将来的に、大気中に酸素が発見される
ようなことがあれば、生命が存在する可能性がさらに高まる。