サムの備忘録

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3月までに天宮1号が落下

制御不能状態の無人宇宙実験室「天宮1号」が、3月末までに地球に落下する見込みで、最短では2月末の再突入もあると予測されている。天宮1号の残骸が人間に当たる確率は1兆分の1以下と推定。なお、天宮1号は全長約12メートル、重さ8.5トン。

www.cnn.co.jp大気圏突入時に天宮1号の大部分は燃え尽き、一部の残骸が海底に沈むというのが最も可能性の高いシナリオだが、人口密集地帯上空で大気圏に再突入して、残骸が地上に落下する事態も最悪のケースとして考えられる。ただ、こうした事態は過去60年間のデブリの再突入で1度も起きたことはないので、可能性は低い。

 

中国の有人宇宙計画のウェブサイトによると、先月24日の時点で天宮1号は286.5キロ上空にあり、昨年3月時点の348.3キロから降下している。落下の正確な時期や地点については、太陽フレアなどの影響で予測が困難な状況だとしている。一方で、欧州宇宙機関は落下地点を北緯43度から南緯43度までの間の地点と予測しているが、この範囲には北京・東京・ニューヨークなどの世界の主要都市が範囲に含まれている。

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