二輪車にもEVシフトの動き

走行性能を高めた電動バイクを、ホンダは平成30年をめどにアジア市場に、ヤマハ発動機も数年内に投入する方針であるとのことだ。

www.sankei.comヤマハの柳弘之会長は、各国が二輪車の排ガスや燃費の規制を強める動きに備えて、新型電動バイクを導入する方針を共同インタビューで示した。ヤマハの電動バイクは、既に14年以上の販売実績をもち、排気量50ccクラスの「E-Vino」を日本と台湾で販売している。このバイクには着脱可能な電池が搭載されており、約3時間の充電1回あたり最長約30キロの走行が可能。なお、パワーが劣るなどの理由で普及が進んでいないため、性能と価格の両面で魅力を高めた「グローバルモデル」の電動バイク投入を目指すとのことだ。

ホンダも平成30年に、高出力モーターを積んだ「PCXエレクトリック」をアジア市場に投入する方針だ。海外でも、ハーレーダビッドソンが2021年までに電動バイクを米国で発売すると、現地メディアで報じられている。