17年の難民申請が約80%増
法務省は、2017年の難民認定申請者数が1万9628人だったと発表した。この申請者数は前年比2倍弱の約80%増で最多。
www.jiji.com申請理由の多くは就労目的であると法務省は分析しており、「申請すれば日本で働ける」との誤った認識が広がっていることが急増の背景にあるとみている。
申請者の国別内訳は、フィリピンが4895人で最も多く、ベトナム3116人、スリランカ2226人、インドネシア2038人続いた。申請が認められたのは全体で20人で、認定者はエジプトとシリアが各5人、アフガニスタンが2人。なお、上位10カ国で認定された人はいなかった。また、認定されなかったものの、人道上の配慮で45人が在留を許可された。