サムの備忘録

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新型加速器で素粒子衝突観測

3月22日に本格稼働した新型加速器「スーパーKEKB」が、素粒子同士を衝突させる実験にはじめて成功した。

news.mynavi.jp今回の実験においては、電子と陽電子を光速近くまで加速させ、衝突させた。今後、衝突に伴う素粒子の様子などを測定器「ベルⅡ」で精密に調べるとのことだ。

スーパーKEKBは、1周3キロの日本最大の大型円形加速器であり、地下10メートルの位置に設置されている。前身は、2010年まで運転を続けたKEKBである。これよりも電子と陽電子が衝突する頻度は約40倍にまで高められ、ほぼ光の速さまで加速できるようになっており、大幅に性能が向上している。17年4月には、素粒子が崩壊する様子を捉えることができる「ベルⅡ」測定器が設置された。