サムの備忘録

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収蔵品の半数が贋作の美術館

フランス南部のエルヌという村にあるテルス美術館で、収蔵する絵画140点中82点が贋作であったことが明らかになった。

www.cnn.co.jpこの美術館は画家エティエンヌ・テルスの業績をたたえる目的で開館した。テルスは、アンリ・マティスアンドレ・ドランといった著名な画家とも親交があったことで知られる。水彩画や油彩画における初期の作風は、明るい色彩と画家の想像力を通じた表現を重視する印象派的なアプローチに特徴があるフォーヴィスム(野獣主義)に分類される。

 

なお、収蔵品の絵画は、時期的に存在しないはずの建物が描かれているものや、インクで書かれた画家の署名が簡単に拭き取れてしまううものがあったという。エルヌの当局は、誰が贋作を作成したかを突き止めるべく、調査に乗り出している。