2001年9月11日の同時多発テロを手助けした罪で収監されていたモロッコ国籍の男が、10月半ばにも釈放される見通しとなった。
www.afpbb.com今回釈放されることになったのは、ムニル・アル・モタサデク受刑者であり、15年の禁錮刑満了が来年1月に控えていた。釈放後はモロッコに送還される見通しだ。ちなみに、9・11に関与した人物が釈放されるのは世界初である。
ムニル・アル・モタサデク受刑者は、留学中にアルカイダのハンブルク拠点に所属していたとのことで、テロ実行時には主犯格のモハメド・アタらの後方支援を行ったとされる。