サムの備忘録

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次世代戦闘機テンペスト開発

国防省が、次世代戦闘機「テンペスト」の開発を発表し、実物大模型を公開した。テンペストは第6世代の戦闘機として開発される。 

wired.jp英空軍の次期戦闘機「テンペスト」の開発は国内で行うと、英国防省が7月に開かれたファーンボロー国際航空ショーで宣言した。ちなみに、現行の主力戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」と「F-35」は国際的な共同開発によって生まれた機体である。

 

ユーロファイター・タイフーン

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F-35

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次期戦闘機の開発には、2025年までに260億ドル(約2兆8,750億円)を投じる方針で、実戦配備を予定する2035年までの投資計画はその後に策定するとのことだ。F-35の購入契約には厳密な法的拘束力はないため、F-35の購入をやめて、その費用をテンペストの開発に振り向ける可能性も考えられる。

 

 

公開された実物大模型については、2基のエンジンと水平尾翼2枚を備え、見た目は「F-22」と近い。

 

テンペスト

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F-22

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開発における課題となるのが、ステルス性能である。ステルス技術は非常に複雑であり、小さなミスが致命傷となる可能性もあるからである。また、開発費も問題となる。テンペストに搭載されるものの中には開発初期段階にある技術も多く、コスト高騰の要因になると思われる。

 

さらに、テンペストは、F-35の耐空性能を超えることを目標として掲げている。この目標を達成するために、ロールスロイス製の適応制御型サイクルエンジン(ACE)を搭載する予定とのこと。