サムの備忘録

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ヴァルトギルメスの馬頭像

10年近くにおよぶ法廷闘争を経て、「黄金の馬頭像」が初めて一般公開された。

natgeo.nikkeibp.co.jp黄金の馬頭像は、紀元1年に作られたブロンズ像で、黄金で覆われている。サイズは実物大で、重さは13キロだ。この像は、古代ローマ人居住地「ヴァルトギルメス」で発掘された。

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馬頭像が発掘されたのは2009年だが、発掘場所の所有者が起こした裁判によって、10年近くも公開されなかった。取得のために、ヘッセン州は農場主に約80万ドルを支払ったとのこと。 

 

なお、 ヴァルトギルメスには軍事施設は一切なく、そのことは、トイトブルクでの敗北直前までローマ人がゲルマン人と平和的な関係を築いていたことを示している。また、町の中心に行政機関の建物が存在したことは、文民的なアプローチがなされていたことを示している。