サムの備忘録

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ハーバードでアジア系差別

アジア系米国人の学生団体が、入試で不当な扱いを受けたとしてハーバード大学を提訴した裁判で、米連邦地裁において冒頭陳述が始まる。

www.cnn.co.jpこの裁判は、アフリカ系やラテン系の学生を優遇してきたアファーマティブ・アクション制度に反対する保守派が後押ししている。場合によっては、全米の大学に影響を与える可能性もある。

 

アファーマティブ・アクションは、多様な人種の学生を入学させる目的で導入された、逆差別的な制度である。保守層の狙いは1978年の最高裁判決を覆すことにあり、訴えは2014年11月に起こされた。

 

トランプ政権は、原告側の公正な入試を求める学生団体を支持している。また、教育相と司法省は、アジア系団体から寄せられた苦情に基づき、ハーバード大学アファーマティブ・アクションを槍玉に挙げていた。

 

ハーバード大学は、人種に基づく調整や制限を行ったことはないと主張しており、選考過程では学業・課外活動・才能・人格・社会的/経済的背景・人種などを総合的に評価するとしている。