サムの備忘録

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間欠性外斜視と名画の制作

レオナルド・ダビンチは、「間欠性外斜視」であったため、3次元の物体についての理解を深めることができ、正確な明暗表現を行うことが可能になったという。

www.cnn.co.jp外斜視は左右どちらか一方の目が外側を向いている状態を指す。常に外斜視の場合は「恒常性外斜視」というが、「間欠性外斜視」では外斜視が出現するときと出現しないときがある。

 

今回、6つの作品を対象とし、瞳孔・虹彩・まぶたの位置を測定して角度に変換したところ、ダビンチは外斜視の傾向をもち、リラックス時には片方の目が10.3度外側を向いていたことが判明した。なお、集中時には向きを戻すこともできたので、「間欠性外斜視」である。

 

外斜視という身体的特徴により、ダビンチは、通常とは異なる角度から世界を見ることができ、目の前の立体的な対象を平面的な画布に表現するのが容易になったという。