2017-06-13 実質無借金の企業 Economy 有利子負債よりも手元資金が多い状態である 実質無借金の上場企業は、前年度よりも増加しており、 その数は2000社を超えている。 この背景にあるのは業績の改善であり、 手元資金の増加分で有利子負債を削減させているからのようだ。 手元資金が潤沢な状態だと経営破綻リスクは低く抑えられるが、 自己資本比率が増加するので、ROEを低下させてしまう。 ROEは高ければいいというものでもないが、 投資家が重視する指標であるため、 何らかの株主還元策を講じる必要性があるのではないだろうか。