ミトコンドリアと不妊治療
体外受精を行う際に、卵巣組織の一部から採取したミトコンドリアを
精子とともに卵子へ注入する手法によって、4人の女性から5人の
健康な子供が誕生したことが発表された。
www.nikkei.com海外では250例を超す実施例があるが、国内で子供が生まれたのは初めて。
臨床研究で実際の効果が確かめられてはいないため、専門家からは
有効性や安全性を疑問視する声が上がっている。
HORACグランフロント大阪クリニックによれば、
この手法を実施した21人の女性のうち6人が妊娠し、4人が出産、
5人の子供が生まれた。内訳は男児2人、女児3人で、1組は双子である。
同クリニックは今後も治療や追跡調査を続け、安全性の確認を行うとのこと。