サムの備忘録

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親になる年齢の高齢化

2015年時点では、米国で父親になった人の平均年齢は30.9歳であり、

1972年から3.5歳上がった。また、40代で父親になった人の割合は

40年間で倍増し、4.1パーセントから8.9パーセントまで増えている。

wired.jp

米国で1970年から2000年までの期間に行われた調査では、

第1子を出産した母親の平均年齢は27.2歳で2.6歳上がっていたが、

1970年から2014年までの期間では4.9歳上がって26.3歳だった。

 

第1子の父親となったときの年齢も上昇傾向にあり、

2010年は27.4歳で、1988年の25.3歳から2.1歳上がっている。

 

スタンフォード大学の調査では、父親になる年齢が最も高いのは

日系とヴェトナム系だ。最も若いのは黒人だった。

 

さらに、教育水準が低いほど父親になる平均年齢も低く、

学位をもつ人が父親になった年齢の平均は33.3歳だった。

 

生物学的には、父親高齢化は自閉症精神疾患小児がん

・染色体異常のリスクを高めることが指摘されている。

 

その一方で、社会的・心理的な意味では、年齢の高い父親

子供との関わりをより多くもつため、よい父親になるようだ。