来年は戌年だけど鳥の年
ナショナル ジオグラフィックが、米国の渡り鳥保護条約法の
制定100周年を記念し、2018年を「鳥の年」と宣言した。
natgeo.nikkeibp.co.jp渡り鳥保護条約法は、1916年に米国とカナダが締結した条約に
基づいて、米国議会が1918年に承認したものだ。
当時は、自然資源の過剰利用が当然のように行われており、狩猟や
生息地の破壊によって、渡り鳥個体群は激減していた。1914年には、
リョコウバトが絶滅している。
こうした中、米国とカナダ両国は、国境をまたがる種の保全のために
協力する必要性を認識し、野鳥保護では初の国際協定として同条約を
締結した。