フランス文化省は、9年前にマルセイユの美術館から盗まれたエドガー・ドガの絵画「合唱隊」を、パリ近郊に停車していたバスの荷物収納室内で発見したと発表した。作品はスーツケース内にあり、持ち込んだ乗客などは名乗り出ていないようである。
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この絵画は、2009年にマルセイユのカンティニ美術館に貸し出された際に盗難されたもので、約100万米ドルの価値があるといわれている。2019年9月に予定される展示会で披露される見通しだ。
「合唱隊」は、ドガがオペラに触発されて描いた唯一の作品で、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」の場面から着想を得ている。