サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

オーガニック志向の大麻栽培

米国では、大麻を合法化する州が増加しているため、

国内の大麻産業についても急成長している。

 

コロラドは、スターバックスマクドナルドの店舗を

合わせた数よりも大麻販売店の方が多いという。

natgeo.nikkeibp.co.jp

このような大麻産業の成長の中で、オーガニック認証で

同業者との差別化を図るような動きもある。

 

しかし、大麻草は連邦法では合法と認められていないため、

米国農務省の公式な有機認証を受けられない状況だ。

 

この状況を受けて、大麻の有機認証を全国レベルで適用するために、

オーガニック・カンナビス・アソシエーションは設立された。

 

この団体は、6月上旬にエシカル・カンナビス・アライアンスと合併して、

カンナビス・サーティフィケーション・カウンシルを設立している。

 

団体の目標は、無農薬であることが野菜の価値を高めるように、

大麻にも付加価値を与えて購買行動を変化させることであり、

大麻製品へ「有機栽培」「公正な生産」の認証を与えることを目指す。

荒野の射撃練習場

「誰からも必要とされなかった土地」(The lands nobody wanted)と

呼ばれる閑散とした荒野が、北米大陸西部には広がっている。

人々は射撃練習のためにこの地を使うようになったとのことだ。

wired.jp

「誰からも必要とされなかった土地」(The lands nobody wanted)は、

ロッキー山脈・シエラネヴァダ山脈・カスケード山脈に囲まれた、

インターマウンテンウェストと呼ばれる地帯のことを指す。

 

何もないがために、初期の入植者からも

無視されたことから、このような名前が付けられるに至った。

 

現在、この荒野には1人で練習する人もいれば、

夫婦もいるし、子どもに射撃を教えている親子の姿もある。

誰もこの荒野の環境を保全しようとはしていないようで、

薬莢やターゲットの残骸が散らばったままになっている。

 

傍から見れば異様な光景ではあるが、銃社会で暮らす

現地の人々にとってはただの日常風景なのかもしれない。

JR九州の初の株主総会

昨年10月に上場したJR九州は、初の株主総会を福岡市のホテルで

開催し、株主987人が出席した。3月末時点での株主数は約14万人。

www.nishinippon.co.jp

株主総会では、九州新幹線の長崎ルートへのフリーゲージトレイン(FGT)

導入の是非や、運行トラブルについて株主から質問が出たようだ。

 

FGT導入について、前田勇人専務は「検証走行試験の結果を踏まえ、

私どもの考えを表明したい」と述べるに留めた。

 

FGTとは、新幹線と在来線など、異なる軌間を直通運転できるよう、

車輪の左右間隔を軌間に合わせて自動的に変換する電車のことだ。

 

新幹線と在来線の乗換えが不要となることによって利便性が向上し、

在来線の軌間を拡大する必要もなく、既存の施設を有効に活用できる。

 

一方で、経済性では大きな課題が存在している。

 

FGTは軽量化対策に高価な部品を用いているので、車両新造コストが高い。

また、軌間可変台車は可動部を有するため、定期的な点検箇所が増加し、

部品交換も不可欠となるので、メンテナンスコストも増大する。

 

車軸の定期的交換を想定し、一般の新幹線と経済性の比較を行うと、

車軸を240万kmごとに交換する場合で一般の新幹線の2.5倍程度、

台車検査周期の60万kmで交換する場合で3倍程度になると試算されている。

ミトコンドリアと不妊治療

体外受精を行う際に、卵巣組織の一部から採取したミトコンドリア

精子とともに卵子へ注入する手法によって、4人の女性から5人の

健康な子供が誕生したことが発表された。

www.nikkei.com海外では250例を超す実施例があるが、国内で子供が生まれたのは初めて。

臨床研究で実際の効果が確かめられてはいないため、専門家からは

有効性や安全性を疑問視する声が上がっている。

 

HORACグランフロント大阪クリニックによれば、

この手法を実施した21人の女性のうち6人が妊娠し、4人が出産、

5人の子供が生まれた。内訳は男児2人、女児3人で、1組は双子である。

 

同クリニックは今後も治療や追跡調査を続け、安全性の確認を行うとのこと。

エクソソームの若返り

東京医科大学は、エクソソームを若返らせることで、

血液がんの一種である多発性骨髄腫のがん血管新生を

抑制できると発表した。

 

多発性骨髄腫は、高齢者に多い血液のがんで、近年増加している。

news.mynavi.jp

エクソソームは骨髄間質細胞によって分泌されるが、

 健康人の場合、この骨髄間質細胞にはがん細胞の抑制効果が

あるとされている。また、その効果については加齢による影響が

あるといわれていた。

 

今回の研究では、多発性骨髄腫に対するエクソソームの効果を

調べるとともに、骨髄提供する人の年齢によるエクソソームの差を

明らかにしようと試みている。

 

若年者と高齢者双方の骨髄間質細胞でエクソソームのがん抑制効果の

違いを検討してみると、高齢者エクソソームのがん抑制効果は

若年者エクソソームに劣ることがわかった。

 

 

さらに、若年者エクソソームのがん抑制効果は何故優れているのかを

明らかにするために、385個のマイクロRNAについて検討した結果、

若年者エクソソームには特定のマイクロRNAが多く含まれていることも

わかった。

 

以上の結果をもとに、高齢者エクソソームにマイクロRNA類似体を

直接導入して「エクソソームの若返り」を試みたところ、

導入するマイクロRNAによっては若年者エクソソームと同程度の

がん抑制効果が得られたようである。

 

ちなみに、若年者由来の健康人の骨髄間質細胞を培養すると、

大量に分泌されたエクソソームを回収でき、そのまま投与することで

血管内皮細胞の増殖を抑えられるとのこと。

 

また、高齢者由来の骨髄間質細胞を培養した場合でも、

改変エクソソーム作製手法を用いてマイクロRNAを補充して

エクソソームを若返らせてから投与すると、若年者エクソソームと

同様の血管内皮細胞抑制効果がみられるようだ。

研究室の立ち上げ支援

文部科学省は、准教授や教授になって2年未満の若手研究者を

助成対象として、研究室の立ち上げにかかる費用の一部を

補助すると決めたとのこと。

 

3億円弱の予算を投じ、130件程度の助成を目指す。

また、助成が主要大学に偏らないように、大学の規模に応じて

応募できる件数に上限を設けるようだ。

 

研究計画が科研費に選ばれ、所属大学が立ち上げ費用として

300万円以上を負担した場合に、国から150万円を上限に

科研費を追加で交付する。

ヤドカリに成りすますイカ

琉球大学の研究チームによって、コウイカはヤドカリの真似をして

成り済まそうとすることが発見されたとのこと。

動画はリンク先から確認可能。

natgeo.nikkeibp.co.jp

今回の研究の中心となった岡本光平氏は、このコウイカの行動を、

獲物に警戒されないようにするためか、捕食者から身を守るためでは

ないかと考えているようだ。

 

ヤドカリは小型の魚や軟体動物を襲ったりしないので、

ヤドカリに擬態すればコウイカは警戒されずに獲物に近づくことが

できるはずだと岡本氏は話している。

 

また、硬い殻を持っているように擬態できるので、

捕食動物から身を守ることにもつながるだろうとも推測している。

 

狩りの状況を調べたところ、ヤドカリに擬態したトラフコウイカは、

擬態しない個体に比べて2倍の魚を捕まえることができたとのこと。

 

今回の研究で使ったトラフコウイカは研究室で生まれた

個体であるので、実際に観察して学んでいるのか、

もともと遺伝子にプログラムされているのかは、不明のようだ。

 

ちなみに、ウッズホール海洋生物学研究所の生物学者

ロジャー・ハンロン氏による過去の研究では、コウイカの擬態は

視覚情報を基にしていることが確認されている。