60年ぶりに間欠泉が大噴出
イエローストーン国立公園にある「イヤ・スプリング」が、高さ6メートルの規模で約60年ぶりに噴出した。
www.cnn.co.jpイヤ・スプリングが噴出したのは9月15日であり、米地質調査所(USGS)によれば、この規模の噴出があったのは1957年以来だという。噴出の際、熱湯だけでなく、警告標識・タバコの吸い殻・赤ちゃんのおしゃぶりなども噴き上げられたとのことである。
難病FOPの治療薬候補の発見
難病「進行性骨化性線維異形成症」(FOP)の治療に役立つ可能性がある化合物が2種類発見された。
yomidr.yomiuri.co.jpFOPは、本来は骨がない場所に骨ができる病気であり、国内の患者数は推定80人程度と極めて少ない。
今回、京大iPS細胞研究所の池谷真准教授らは、マウスの培養細胞にFOPの原因遺伝子を組み込み、発症の仕組みを詳しく調べた。4892種類の化合物を加えた結果、軟骨化を抑える効果がある7種類の化合物が見つかり、FOP患者のiPS細胞で効果を確かめることによって、2種類まで絞り込まれた。なお、いずれも癌の治療薬として過去に臨床試験が行われたことがある物質である。
チャレアーダは動物虐待か
メキシコの馬術競技「チャレアーダ」に対して、動物虐待ではないかとの指摘を行っている人がいるようだ。
natgeo.nikkeibp.co.jpチャレアーダは、9つの技術(スエルテ)を競う馬術競技である。この競技にはアクロバティックな動作を伴うため、「メキシコ版ロデオ」と呼ばれることも多い。歴史はとても長く、メキシコがスペインの植民地だった17世紀初めころの馬術大会が、チャレアーダの原型となった。
米テキサスA&M大学准教授アシュリー・ワッツ氏によれば、馬術競技による馬への負担は人間のアスリートの筋肉にかかる負担と同等だという。馬がけがを抱えていなければ安全であるようだが、酷使と反復動作が原因の関節炎など、健康被害をもたらすケースもあるとのことである。
また、「フレノ」と呼ばれるハミへの批判もある。フレノは、真ん中でカーブしており、てこの原理を利用しているため、とても小さな圧力でより大きな圧力が馬の舌にかかるのだ。
このような批判に対し、「目に見えない人種差別」が原因で、チャレアーダは不当に標的にされているとの声もある。
エサンベ鼻北小島が消失か
宗谷管内猿払村沖に存在が確認されていた「エサンベ鼻北小島」は、消失した可能性がある。
www.hokkaido-np.co.jp第1管区海上保安本部は、波や流氷による浸食で消失した可能性があるとみており、調査を行う予定。国連海洋法条約では、「高潮時にも水没しない」ものとして定義されているため、消失していた場合は日本の領海が狭まることになる。
ロシア唯一の空母の甲板破損
ロシア軍唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」が、改修作業中に破損した。
www.cnn.co.jp改修作業中に電力供給が中断してポンプが停止したため、空母を支えていた浮きドックが沈没し、クレーン2基が空母の甲板を直撃したとのことだ。空母の甲板には、縦4メートル、横5メートルほどの穴が開いたという。沈んだドックを再び浮かべるには、少なくとも6か月かかると予想される。
21年入社まで現行ルール維持
就職・採用活動の新ルールについて協議する関係省庁連絡会議が実施され、政府案を了承した。
www.jiji.com就職・採用活動の現行ルールは、会社説明会を3年生の3月、選考面接は4年生の6月としており、2021年春入社組まで維持される。なお、政府案には企業に対する罰則は盛り込まれなかった。
また、22年春入社組についても、当面は変更する必要が生ずる可能性は高くないとして、現行日程を維持する方向性を示した。