企業のコスト率
上場企業のコスト削減が進んでおり、売上高に対する
コスト比率は00年以降で最低となったとのこと。
事業のリストラクチャリングによって本業の収益性が
改善した状況下で、さらに資源安などが追い風として働き、
減収増益決算を支えた結果だということらしい。
また、売上高販管費率も低下傾向が続いている。
人件費や研究開発費の増加で販管費が増加している場合でも、
販管費の伸び以上に売上高が拡大しているため、
販管費率が減少しているとのことだ。
18年3月期は上場企業全体では増収増益を確保する見込みだが、
一段とコストを削減することは難しいとの見方も多い。
人手不足で人件費を増やさざるを得ない企業も多いのではないか。