サムの備忘録

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ディーゼル車の通行禁止措置

旧式ディーゼル車の通行禁止措置が、ドイツ北部のハンブルクで施行された。このような措置はドイツでは初となる。

www.afpbb.com 2月に「排ガス規制達成のために、地方自治体がディーゼル車の通行を禁じるのは合法」と連邦行政裁判所が判断したことを受けて、今回の措置は実現した。 措置の対象となったのは、ハンブルク市内の幹線道路の一部区間だ。この区間の道路には、「Euro-6」を満たさないディーゼル車の通行を禁止する標識が新たに設置された。

 

なお、この措置には国内から懐疑的な声も上がっている。シュピーゲル誌(Der Spiegel)も「象徴的な政治駆け引きである」と指摘し、「大気汚染対策を行っているとEUにアピールするための措置でしかない」との見方を示した。 

 

これにドイツ国内の各都市が追随することになった場合、自動車産業の再編や雇用への影響が懸念される。南部シュツットガルトや北部キールにおいても、独自のディーゼル規制を既に検討中であるとのことであり、ミュンヘン・ケルン・デュッセルドルフハンブルクの試みを注視している。