サムの備忘録

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4mサイズ人型重機の開発計画

World Robot Summit 2018の会場において、人機一体は「MMSEBattroid ver.1.2」と「パワーペダル ver.4.2」を出展し、動作デモを披露した。

news.mynavi.jpこれらは、人型重機の上半身と下半身の試作機となるもので、マスタースレーブ方式で操縦するロボットである。マスター側の装置には、6自由度のパラレルリンクロボットが4台設置されており、スレーブ側ロボットの両手両足を直感的に操作することが可能となっている。

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双腕型のロボットであるMMSEBattroidは、パワーを10~20倍も増幅することが可能とのことで、頭部にはカメラも搭載している。

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一方、下半身となるパワーペダルには、オートバランス機能が備わっており、将来的には不整地の歩行も可能になる予定だ。

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この2つをベースに4mの人型重機を開発する計画であるとのことだが、その1つ前段階として、2019年末までに2~2.5m程度の小型試作機を開発するとのこと。フルサイズの人型重機については、2020年のWRS本大会での公開を目指すという。