キメラ研究に関する意識調査
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)が一般市民と研究者を対象に
意識調査を行ったところ、動物の脳や配偶子にヒトの細胞が
混ざることに対しては大きな懸念を示すことがわかった。
この調査は、脳・肝臓・精子および卵子・皮膚・血液・心臓という
6つの臓器などについて、動物にヒトの細胞が含まれることに対する
抵抗感について尋ねたものだ。結果は以下のとおり。
また、「どの程度であればヒトの細胞が含まれることを許容するか」
についても尋ねた。その結果、48.5%の一般市民と45.7%の研究者が
脳にヒトの細胞が寄与することはまったく許容されないと回答し、
52.1%の一般市民と74.3%の研究者が生殖細胞にヒトの細胞が寄与する
ことはまったく許容されないと回答した。