「モンキー」の生産終了
ホンダのロングセラーなバイク「モンキー」が、
今月末に生産終了することが決まったようだ。
ホンダ以外のバイクでも、ヤマハのドラッグスターや
川崎のエストレイヤが生産終了する予定だ。
ラインナップ見直しの大きな理由として挙げられるのは
環境規制の強化だ。9月から既存モデルに適用される
国内の環境規制では、欧州基準「ユーロ4」に合わせて、
一酸化炭素排出量の半減などが50cc超のモデルに対して
求められることになる。
2020年以降、さらに強化することも議論されている。
また、2018年からは走行の安全性を高めるために、
ABSの搭載も義務化される予定だ。
排ガス規制が強化された2007~2008年には、販売が落ち込んだ
こともあり、バイク市場の縮小がさらに進行する可能性がある。