サムの備忘録

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2018年度の診療報酬改定案

2018年度の診療報酬改定案は、在宅療養する高齢患者の増加に合わせ、遠隔診療や訪問診療などに対しての報酬を手厚くしたことが特徴となっている。また、かかりつけ医への報酬も加算する方針だ。

www.jiji.com2025年には在宅医療を利用する患者数は100万人に達すると推計される。そのような背景から、厚労省は遠隔診療の普及を目指しており、今回、報酬を増やすこととなったのだ。なお、これには、対面診療との組み合わせなどの一定の要件が設けられる。


また、複数の医療機関が連携した場合の報酬を訪問診療に新設して、さまざまな疾病を抱える患者への対応や24時間体制の構築も後押しする。


さらに、大病院とかかりつけ医の役割分担もより明確化される。かかりつけ医の機能を持つ診療所に対しては初診患者への対応が評価される一方、紹介状なしに400床以上の大病院を受診する場合、特別料金が徴収されるようになるとのことである。この特別料金は初診時5000円以上、再診時2500円以上で、現行の制度のまま据え置く。