サムの備忘録

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エボラウイルスへの免疫反応

ボストン大学が、エボラウイルスに対する免疫反応に共通のパターンが存在することを突き止めた。

wired.jpエボラ出血熱の症状は感染後2〜21日の間に現れるが、実際に症状が現れるまで診断を下すことはできなかった。しかし、今回の研究により、発症の4日前に感染を確認することが可能となった。今後研究が進めば、エボラ出血熱の感染患者を早期治療できるようになるかもしれない。

 

研究は、米陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)の協力の下で、エボラに感染させたサル12匹を対象に行われた。研究データによると、サルが発熱する4日前に、インターフェロンに反応する特定の遺伝子群の発現が確認されたとのことだ。また、エボラウイルスに感染したヒトの血液と比較したところ、同じ遺伝子群が同じ順序で発現していた。