実物大のハイパーループ公開
時速1000キロで移動することが可能な交通システム「ハイパーループ」の実物大カプセルが、スペインのプエルトデサンタマリアで披露された。
www.cnn.co.jpハイパーループは、実業家のイーロン・マスク氏が打ち出した構想で、低圧力の鋼鉄チューブの中を旅客機に匹敵する速度で移動するという交通システムだ。今回公開された実物大のプロトタイプ「キンテロ・ワン」は、マスク氏とは無関係の米新興企業ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズが試作した。
キンテロ・ワンは、2層構造のスマート複合素材でできており、外装の設計は英プリーストマングードが手がけた。ちなみに、内装はまだ完成していない。全長は32メートルで、実用化されればロサンゼルスとラスベガスがわずか20分で結ばれる計算だ。