サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

話せばわかるかどうか

人間同士が話すとき、お互いの発言を理解しあえるかは、

話し手と聞き手の脳活動の連動状況によって決まるようだ。

 

これは、米ドレクセル大とプリンストン大が、

近赤外線分光法を利用した実験で導き出したものである。

 

理解の度合いを計測できるようになったことが、まず驚きだ。

この研究によって、科学的に理解しやすい話し方が

生み出されるのかもしれないので、期待したい。

クモの捕食量

世界中のクモの年間捕食量は、全人類の体重合計よりも重いという記事。

 

どれほど多いかがいまいちイメージしづらいが、

1日あたりの捕食量が体重の10%に相当すると言われたら、

クモがいかに大食いであるかが分かる。

 

理論上は人類を食べつくすことができるというのだから恐ろしい。

gigazine.net

宇宙で蒸留酒はつくれるか

無重力下で酒を製造できるかという記事。

酒好きな人間にとってはなかなか重要なテーマである。

 

wired.jp

単位面積当たりの炭水化物量と栽培しやすさで考えると、

原料はコメが最適であるとのことなので、

米焼酎は無重力下での製造に向いているようだ。

 

発酵は、人工酵母と遠心力を用いることで可能らしい。

遠心力で重力環境を擬似的につくりだすというのは、

SFなどではお約束なので、イメージがしやすい。

 

問題となるのは蒸留の工程だが、

こればかりは地上と同様の製法がほぼ不可能なようだ。

代替手段として記事で挙げられていたのは、

圧力差を利用してアルコール度数を高める方法だ。

圧力をかける際に、薄膜で不純物が取り除かれるので、

蒸留酒のようなものを再現することは可能ということか。

宇宙保険の見積もり

リスクの高いロケット産業で保険が必要なのは、当然のことだ。

 

wired.jp

この記事で問題になっていたのは、損失額の見積もりについて。

そりゃ1988年の価値で算出したら、実態とかけ離れてしまうだろう。

 

記事内では多少楽観的に書かれているように感じたが、

見積もりの更新が必要なのは確かだろう。

アリの運搬能力

どのようにアリは自分の体よりも大きいものを運んでいるのか。

この問題のカギは、集団の進行方向がどのように決定されるかだ。

 

記事では複数の仮説が挙げられていたが、一応の見解は、

「後から加わって来たアリが獲物を巣の方に引っ張るので、

それに合わせて他のアリが進行方向を変更する」ということらしい。

 

gigazine.net

防衛省の軍事研究公募

やたらと否定的な意見が多い軍事研究公募。

 

金を出す側からの干渉を避けられないのは、

別に軍事に限ったことではないのではないか。

 

こんな形でしか予算がつかない研究だってあるだろうし、

将来的に恩恵をもたらす可能性のある技術を、

印象論だけで潰すのも勿体ないと思うのだが。

 

そもそも、軍事研究というだけで、

ネガティブな印象を持つのも偏った考えではないのか。