サムの備忘録

趣味ネタ、時々社会的なテーマ。IT関連のテーマはもう1つのブログに投稿してます。

翼竜を捕食した古代のサメ

スクアリコラックスという古代のサメの歯の痕がついたプテラノドンの化石が発見された。

natgeo.nikkeibp.co.jpこの化石は、8300万年前のもので、米国アラバマ州で見つかった。その発掘ポイントでは、翼竜が恐竜・古代のワニ・大型魚の餌食となった証拠がいくつも見つかっており、今回の発見もそのひとつだ。

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発掘されたのはプテラノドンの翼の骨で、翼開長が4.5メートルほどあり、体重は25〜40キロ程度と推測される。骨に残された噛み痕は、スクアリコラックスとサウロドンの歯並びと見事に一致しているという。なお、スクアリコラックスはすでに絶滅したサメで、体長が4.5メートル前後に達する個体もいた。また、サウロドンはオニカマスのような魚で、体長約1.2〜1.8メートルだ。

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大阪市が姉妹都市解消を通知

慰安婦像の設置をめぐり、大阪市は、サンフランシスコ市に姉妹都市関係の解消を通知する公開書簡を送った。

www.afpbb.com昨年、大阪市は、サンフランシスコ市が慰安婦像の寄贈受け入れを承認したことを受けて、同市との60年にわたる姉妹都市関係を解消する方針を表明していた。今回の通知に対して、サンフランシスコ市側からの正式な回答は今のところなく、大阪市としては再検討の考えはないという。

 

なお、サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長は、慰安婦像の設置を擁護する発言をしており、姉妹都市関係の解消を拒否する意向を示していた。

医療事故調査制度の届け出

医療事故調査制度について、日本医療安全調査機構は、2015年10月の制度開始から3年間に「院内調査が必要」と医療機関から届け出があった事案は1129件だったと発表した。

www.nikkei.com医療事故調査制度においては、診療や治療に関連した予期せぬ死亡や死産について機構への届け出・院内調査・遺族への調査結果の説明を義務化しており、全国18万カ所の医療機関助産所などが対象となっている。なお、調査の判断は当該医療機関側に委ねられる。

 

制度開始後1年目は388件で、2年目は363件、3年目は378件だった。制度の開始前は年に1千~2千件を見込んでいたが、その想定を大幅に下回る結果となっている。診療科別でみた場合、外科が193件と最も多く、内科140件、消化器科98件、整形外科94件と続いた。

ロックマンの実写化が決定

ハリウッドは、人気アクションゲーム「ロックマン」を実写映画化すると発表した。

www.capcom.co.jp現時点でのタイトルは海外での名称そのまま「MEGA MAN」とのことである。配給は20世紀フォックスで、脚本と監督は「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのアリエル・シュルマンとヘンリー・ジューストが担当。プロデューサーは海外ドラマ「HEROES」のヒロ・ナカムラ役で知られるマシ・オカ

マッカラン競売で最高落札額

60年熟成のマッカラン1本が、エディンバラで競売にかけられ、ウイスキーの落札価格としては史上最高となる84万8750ポンドで落札された。

news.livedoor.com落札されたウイスキーは1926年に蒸留され、1986年にボトルに詰められるまで樽で熟成されていた。ちなみに、同じ樽で熟成されたウイスキー2本は、今年5月に香港で競売にかけられ、1本当たり約796万香港ドルで落札されていた。

このマッカランは全部で24本しか生産されておらず、そのうちの12本は英国人アーティストのピーター・ブレイク氏が、残る12本はイタリア人アーティストのバレリオ・アダミ氏がラベルをデザインした。今回落札されたのは、アダミ氏が手掛けたラベルのもの。

実物大のハイパーループ公開

時速1000キロで移動することが可能な交通システム「ハイパーループ」の実物大カプセルが、スペインのプエルトデサンタマリアで披露された。

www.cnn.co.jpハイパーループは、実業家のイーロン・マスク氏が打ち出した構想で、低圧力の鋼鉄チューブの中を旅客機に匹敵する速度で移動するという交通システムだ。今回公開された実物大のプロトタイプ「キンテロ・ワン」は、マスク氏とは無関係の米新興企業ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズが試作した。

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キンテロ・ワンは、2層構造のスマート複合素材でできており、外装の設計は英プリーストマングードが手がけた。ちなみに、内装はまだ完成していない。全長は32メートルで、実用化されればロサンゼルスとラスベガスがわずか20分で結ばれる計算だ。

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第2次大戦の空襲のエネルギー

第二次世界大戦中の空襲による爆発のエネルギーが、地球の電離層に及ぼした影響が明らかにされた。

natgeo.nikkeibp.co.jp電離層とは高度80kmから500km以上にも及ぶ大気の層で、太陽からの光や宇宙線を受けた原子や分子が電子を放出し、帯電している。電離層は、太陽フレア太陽風・磁気嵐などによって常に揺らいでいる。また、雷雨や大地震も電離層に影響を及ぼすことがある。

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今回の研究は、連合国が1943~1945年にヨーロッパで実施した大規模な空襲のうち152の記録を用いて空襲の分析を行って、電波研究観測所が収集した大気の観測データと比較した。その結果、空襲と電離層の揺らぎとの間に有意な関連が見出された。1回の空襲のたびに落雷数百回分のエネルギーが放出され、電離層の最も外側のF2層の電子密度が低下していたのである。なお、ISSの高度は約400kmで、F2層に含まれる。