サムの備忘録

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国立大特許出願数が減少傾向

文部科学省科学技術・学術政策研究所が、国立大学の特許動向について

の調査結果を公表した。1995~2012年度では、特許出願数が2006年度

をピークに減少傾向。同研究所は、質の高いものだけに出願を絞った

結果だと分析している。

www.nikkei.com調査は、特許庁のデータベースを分析し、行われた。04年度の国立大

法人化の影響を中心に、特許出願状況などが詳しく調べられた。

 

特許出願数は、国立大全体で368件だった95年度から徐々に増加し、

ピークの06年度には5751件に達した。その後は減少傾向で、12年度

は4631件にとどまった。

 

特許出願時の料金負担を免除する経過措置が06年度で終了したため、

大学の負担が増え、出願を絞ったものと考えられる。これに対して、

政策研究大学院大学の隅蔵康一教授は「有用な成果だけに絞り込んで

出願するのは正しいことだ」と話す。

 

なお、大学別の特許出願数をみると、東京大学がトップで5821件、

2位は東北大学(5161件)、3位は東京工業大学(4263件)、

4位は大阪大学(4145件)、5位は京都大学(3740件)だった。