サムの備忘録

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過去に囚われないメカニズム

洞察瞑想時に腹側線条体脳梁膨大後部皮質の結合性が低下することを、京都大学は発見した。

news.mynavi.jpマインドフルネス実践法は、意図的に注意を集中する「集中瞑想」と、ありのままに気づく「洞察瞑想」から構成されている。これらは、マインドワンダリングの低下に貢献すると考えられているが、(特に後者については)心理メカニズムや神経基盤がまだ明らかになっていない点が多くある。

今回の研究では、集中瞑想との比較を通じて、洞察瞑想の神経基盤と心理メカニズムの解明を試みた。その結果、洞察瞑想時には、腹側線条体脳梁膨大後部皮質の結合性が低下することが発見された。 このことは、洞察迷走を行う際に、過去の記憶に囚われる程度が低下していることを示唆する。