フィンランド航空で体重測定
フィンランド航空では、離陸前に乗客の体重測定を行うことになった。
積載重量に関する正確なデータを収集するのが狙いだと説明している。
体重測定は任意かつ匿名で行われているとのこと。自主的に体重測定
に応じた人は約180人で、当初の予想よりもはるかに多かったという。
なお、機内に持ち込む荷物も対象となっており、
搭乗客は荷物を持って体重計に乗ることが求められる。
航空業界では、欧州航空安全機関が提供する搭乗客の平均体重に基づいて
航空機の重量を計算するのが慣習となっている。ただ、EASAのデータは
2009年の調査に基づくものであるので、フィンランド航空はより新しい
データを収集し、飛行計画の策定に役立てたいと考えている。
今回のプログラムは来年にかけて断続的に実施される予定のようだ。
体重測定は、今回が初めてではなく、80年代にも実施したことがある。