薬価制度の改革案が公開
厚生労働省は、薬価制度の抜本的な改革案をまとめた。
www3.nhk.or.jp改革案では、保険の適用後に別の病気の治療にも使えるようになった
薬のうち、年間販売額が350億円を超えるほど売上が急増したものは、
最大で年4回、1回当たり25%まで価格を引き下げる方針だ。また、
ジェネリックが販売されて10年が経過した薬も、段階的に引き下げる。
薬価の改定は、現在は隔年で行われているが、一部の薬については
毎年改定するよう見直す方針だ。どの薬が該当するかは、3年後に
決定される。厚生労働省は、中医協の議論もふまえて、この改革案を
年内に正式決定するつもりのようである。