サムの備忘録

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EDに関係する遺伝子変異特定

勃起不全(ED)の一部要因とみられる遺伝子変異を特定したとする研究論文が発表された。

www.afpbb.comこの変異複製を持つ男性のEDの発症リスクは、一般男性よりも26%高いようである。また、この複製が二つある場合では、リスクが59%高まる。ちなみに、EDリスクの約3分の1は遺伝的な要因と関係しているが、研究チームが特定した遺伝子変異はこれらのリスクの2パーセントを占めるという。

 

また、肥満・糖尿病・循環器の疾患にはすべて遺伝的な要素があり、EDとも関係がある。研究チームがヒトゲノムの中で特定した領域は、肥満や糖尿病などのリスク要因からは独立して作用しているとみられる。そのため、この遺伝子座にある変異をターゲットにした新たな治療法を開発することにより、現在の治療法では効果を得られない患者にも治療を提供できる可能性がある。